【株とは?】取引スタート前3分、初心者でもわかる株の基礎

株の取引をこれからスタートしようと考えている人が最初にぶつかる疑問が「株ってなに?」という疑問です。

そもそも、皆さんが売買しようとしている「株」とは何でしょうか。株取引をはじめる前に解決しておきたい疑問をさくっと解決します!

株とは?株は「会社の資金を調達する方法」の1つ!

家にクーラーを取りつけたい。こんな時に必要になるものは何でしょう。クーラーを設置する場所も、もちろん必要です。しかし、クーラーを購入しようと考える時は、すでに家のどこにクーラーを取りつけるか決めているのではないでしょうか。

「暑いからクーラーを買いたい」「早く買ってしまおう」という段階のはずです。その段階で必要なのは、クーラーを購入するためのお金ではないでしょうか。クーラーが欲しい。けれど、先立つお金をどうしよう。こんな感じで、「お金」の心配をすることでしょう。

旅行に行こうと考えた場合、まず何をするでしょうか。旅行先を決め、旅行費用をどうしようかと考えるのではないでしょうか。預金で足りるなら預金から出そうと考えるでしょうし、準備が必要なら「よし、お金貯めなきゃ」と考えることでしょう。クーラーを買う時と同じく、「お金が必要」「お金の準備をしなきゃ」という、先立つものであるお金について考えるはずです。

そう、何かしたい、そして何か欲しいという場合、真っ先に問題になるのがお金です!

これは会社も同じです。

先立つものはいつだってお金!会社も同じだから株で資金集め

新しい事業をしたい、製品を作りたい。こんな時は、先立つお金が必要です。しかし会社の場合、個人のようにお給料をもらっているわけではありません。じゃあ、会社を発展させて事業や製品開発のお金を貯めればいいじゃないと思うかもしれません。

しかし、製品開発や事業のために金が必要になるわけですから「だから、そもそもお金を集めるための事業や商品開発のためのお金がないんですよ・・・」「そもそも事業を回すお金が心許ないからこそお金が欲しいんですよ」「新商品を発売したいのに、先立つものがちょっと足りないんですよね」という話になります。堂々巡りです。

そこで会社は、ある方法でお金を集めます。その方法こそが「株」です。株を買ってもらう人を募り、売却資金を会社の発展のために使っています。株とは、「会社がお金を集めるための方法の1つ」なのです。

なぜ株が売買できるの?会社にお金を渡すだけなら寄付と同じでは?

「株を買ってください」と会社に言われて「よしよし、じゃあ買おうじゃないか」とお金を渡したとします。その株にメリットがなければ、会社に寄付するようなものです。
お金が欲しいのは会社も個人も同じ。個人だって「うちも住宅ローンで大変だから、いくらでもお金を集めたい」と言いたいのではないでしょうか。

株にメリットがなければ、買う人なんてほとんどいないことでしょう。会社側も株を買ってもらわなければ困ります。

そこで会社は、より資金調達をしやすくするために(たくさんの人が欲しいと思ってくれるように)、株にメリットをつけて、買ってくれる人を募集します。

株を買うことによって得られるメリットは4つ

株を買うことによって得られるメリットは次の4つです。

得られるメリット4つ
  1. 株を好きに売却できる(高値で売ればお得!)
  2. 株主優待がついている(株を持っているだけで特典があるのでお得!)
  3. 配当金を受け取ることができる(株を持っているだけで会社からお金を受け取ることができてお得!)
  4. 株主総会に参加できる(会社の経営に口出しできてしまう。凄い!)

その会社の株を持っていると、株主優待がもらえたり、配当金がもらえたりします。さらに、株主総会に参加して、会社の経営に対して意見することもできます(プチオーナーのような感じ)。株は自由に売買できますので、いらない時や値上がりしている時は売ってしまってもOKです。

全ての株に全てのメリットがついているわけではありません。中には株主優待がない株や、配当金のない株もあります。ただ、そういった株にも株ごとのメリットがあるため、世の中の多くの人が魅力を感じて今日も株式投資をしているというわけです。寄付とはちょっと性質が違いますよね。

株価って何だ?中学生でもわかる株に価値が生まれる理由

株の価格のことを「株価」といいます。会社が資金調達のために株を売っているのだとしたら、どうしてこんなに株の価格が上下するのでしょう。
会社側が「1株100円」と決めてしまえばいいのではないかと思いませんか。理由は、会社から株を買った後に株を売却する人がいて、売却された株を欲しがる人がいるからなのです。

株を売る場合、「配当金の権利だけは手許に残して株だけは売る」ということはできません。
その株にくっ付いているメリットも合わせて買い手に渡すことが基本です。株主優待などのメリットが欲しい人や、株の売買がしたい人がこぞって株を手放したい人から株を購入するため、株価の変動が起きます。

オークションを想像してみてください。ネットオークションでは、その出品物が欲しい人がたくさんいれば値上がりしますよね。
株価も同じで、その株が欲しい人がたくさんいれば、値上がりする可能性が高いという簡単な理屈です。「A株を売りたいので、誰か欲しいですか?」「ください」「私も欲しい!」「私ならもっと高値で買いますよ!」こんな感じです。

反対に欲しい人が少なければ「50円でもいいから誰か買って!」と値下げ状態になってしまいます。
スーパーの処分品や見切り品を想像してみてください。とっても簡単な理由です。株価が上下する理由は、ネットオークションやお店のようにとらえるとわかりやすいのではないでしょうか。

株は「何かに例えて覚える」と簡単!レッツトライ!

新しい事業をしたい。新しい商品を売り出したい。何かしたい時や欲しい時にお金が必要になるのは、皆さんも会社も同じです。
しかし、会社は個人のようにお給料をもらっているわけではありません。会社がお金を集める方法には融資や債券、そして株の発行などの方法があります。株を投資家に買ってもらうことによって、会社は資金集めをするわけです。

しかし、メリットがなければ誰も株を買ってくれません。だからこそ会社は株に株主優待や配当金といったメリットをつけ「お得だよ、買って!」と募集をかけます。
メリットの多い株はそれだけ人気が出るため、欲しい人が多くなります。欲しい人が多ければ、オークションのようにぐんぐんと価格が上がります。これが株の基本です。

株とはつまり「会社の資金集めの方法」です。株主になるということは、「資金を出すことによって会社の経営や事業に口を出せるオーナーになること」「株主優待や配当金を得られる権利を持つこと」です。
株という言葉には難しそうな印象を持っているかもしれません。基本はとっても簡単です。

株を理解するポイントは、「身近な何かになぞらえたり、置き換えたりして理解すること」です。
今回、ネットオークションやお店を例にしたような感じです。「株ってなに?」の疑問が解決したら、今度は株への投資に挑戦してみてくださいね!