1ポイントから投資できる！ポイントを投資に使えるクレジットカード3選

株や投資信託は必ず現金でスタートしなければならないという決まりはありません。クレジットカードの銘柄によっては、ポイントを投資に使うことができます。クレジットカード決済で貯まるポイントを投資する方法とポイントを投資に使えるクレジットカードの銘柄を解説します。

投資は投資でも、自分のお金ではなくクレジットカードのポイントでの投資。

手軽にはじめてみませんか。

クレジットカードのポイントで投資することの3つのメリット

クレジットカードのポイントは「お金の代わりに使う」「ポイントに応じて商品やサービスと交換する」という使い方が一般的なのではないでしょうか。クレジットカードの銘柄の中には、決済によって付与されたポイントを投資信託などの資産運用に使うことができるものもあります。

クレジットカードのポイントで投資することには、3つのメリットがあります。

クレジットカードのポイントを投資に活用するメリットは、何と言っても「自分の懐は痛まない」ところです。

クレジットカード決済によって自動的に貯まるポイントで投資信託などへの投資を行うため、投資用の資金を準備する必要がありません。買い物でクレジットカードのポイントを使う時と同じように、クレカのポイントをポンと使えばOKです。

投資には株や投資信託の値下がりによって資産が減ってしまうというリスクがあります。自分のお金だとリスクを想像してなかなか投資に踏み出すことができません。しかしクレジットカードのポイントなら自分のお金は減りませんし、値下がりしても「まあ、どうせポイントだし」と割り切って考えることができます。

投資用の資金を自分の預金などで用意するよりかなり気楽です。

たとえば、楽天カードの決済で貯まる楽天スーパーポイントは1ポイント1円として使うことができます。1ポイントは1円分の価値ということです。クレジットカードによっては1ポイント3円程度の価値を持つものもあります。このポイントで資産運用したらどうなるでしょう。

ポイントを投資して上手く運用それば運用益を生み出すことができます。そのまま使えば100円分の価値だったポイントを運用によってさらに増やすことができるのです。100円分のポイントを103円分や110円分にできれば、その分だけお得に使うことができます。

楽天カードでの決済や楽天系列のサービス利用で貯まる楽天スーパーポイントを投資に使うことができます。投資信託の買い付け代金の一部または全部にポイントを使うことができます。楽天証券で貯まる楽天証券ポイントも同じように投資信託の買い付けに使うことができます。

楽天証券は株の売買手数料でポイント還元を受けることもできるので、株を売買してそのポイントを投資信託の運用に使うといった使い方もできます。証券会社を運営しているグループなので、ポイントで投資できる投資信託の種類が豊富という特徴があります。

セゾンカードの決済で付与される永久不滅ポイントも投資信託に使うことができます。投資できるのは4つの投資信託と、1つの株式コースです。

投資信託へ投資するコースは、国内債券を中心にした「バランスコース」や東証株価指数と連動して動く「日本株（TOPIX）コース」、外国株と外国債券で積極的にリターンを狙う「アクティブコース」、米国の主要銘柄で運用する「アメリカ株（VOO）コース」の4つから選択できます。

株式コースは、永久不滅ポイントをストックポイントに変換し、セゾン指定の企業株（カルビー、日清食品、ホンダ）で運用します。実際の株価に添ってストックポイントが変動します。

セゾンのポイント投資は株と投資信託、どちらの運用もできるところが魅力です。

インヴァスト証券のクレジットカードであるインヴァストカードもポイントで資産運用できるクレカとして知られています。

インヴァストカードでは、還元を受けたポイントはマネーハッチシステムによって自動的に投資用資金になります。1ポイント1円として、投資が行われます。

「ポイント付与→ポイントが自動的に現金化→現金化後に自動的に投資」という流れです。

自分で手続きする必要なし。サービスの一環として「ポイント全てが投資に使われる」ということです。

投資の対象はETF（上場投資信託）になります。ETFの買い付け手数料が無料というところもお得なポイントです。クレジットカードを使って買い物さえすれば自動的に投資者になれるインヴァストカードは、クレジットカードの中で投資に特化したクレジットカードの代表格です。

インヴァストカードのポイントは自動的に投資用資金として使われますので、ポイントをうっかり失効させてしまうこともありません。毎月1ポイント1円で必ず使われるため「100％現金化」を謳っています。