楽天カードマ~ン♪
というフレーズでお馴染みの楽天。
楽天グループはクレジットカード事業や証券事業、銀行業など、各種の事業を展開しています。特にネット通販は、Amazonとシェアを2分していると言われるくらい賑わっており、ネットにあまり詳しくない人でも、CMや通販を通して「楽天」の名前は知っていることが多いのではないでしょうか。
名前を耳にする機会が多いということは、それだけ「どこにしようかな~」という時に「あ、楽天でも株ができた!」と思い浮かびやすいこととイコールです。知名度もありますから、「楽天なら大丈夫そう」と口座開設にも繋がりやすいのではないでしょうか。
証券会社には証券会社それぞれの特徴ともいえるメリットがあります。知名度が高い楽天証券にはどんなメリットがあるのか、ポイントをおさえて簡単に見て行きましょう。
目次
楽天証券で株の取引をする6つのメリット
メリット1 人気がある。知名度の面でも強い
楽天証券とSBI証券をして、ネット証券の2トップや2強と呼ぶことがあります。知名度が高く、ユーザー数が多い。そして何より、初心者から長年株に投資してきたユーザーにまで人気がある。だからこそ楽天証券は2強の1角と言われているのではないでしょうか。
人気があるということは安心感に繋がります。他サービスも扱っている楽天は通販などで接する機会も多いので、なおさら安心感があるのではないでしょうか。
メリット2 楽天グループの他サービスと提携
楽天証券は楽天グループの他サービスと提携しています。たとえば、代表的な提携サービスとして、楽天銀行とのマネーブリッジがあります。楽天銀行と楽天証券の口座を連携させることにより、預金金利の優遇を受けたり、口座からの自動入出金を設定したりすることが可能です。
このように、色々な事業展開をしている楽天グループだからこそのサービスがあります。
メリット3 株の取引で楽天ポイントがゲットできる
楽天証券では、株の売買で楽天スーパーポイントを貯めることができます。楽天証券の手数料を超割コースに設定すると、取引手数料の1%に対してポイントが付与されます。また、大口優遇は2%のポイント還元になります。
ポイントプログラムはオペレーターによる取次や法人は対象外などの制約もありますが、楽天系列のサービスをメインで使っている人には嬉しいサービスです。クレジットカードや証券口座を楽天でまとめることにより、その分どんどんポイントをゲットすることができます。
メリット4 投資信託をポイントで購入できる!ふるさと納税もできる
楽天証券では、楽天スーパーポイントで投資信託を買い付けることが可能です。株の取引でポイントをゲットし、そのポイントで投資信託を購入して資産運用できてしまうというわけです。証券会社それぞれで特徴的なサービス展開をしていますが、ゲットしたポイントを投資信託の買い付けに利用できる会社は珍しいのではないのでしょうか。
ちなみに、楽天スーパーポイントは楽天ふるさと納税にも使えます。株の取引でゲットしたポイントをふるさと納税でお得に活用することもできてしまいます。
メリット5 手数料コースを選択可能!手数料も手頃
楽天証券は、手数料を2つのコースから選ぶことができます。
1つは「超割コース」。楽天スーパーポイントなどのポイントプログラムに参加する場合に選択することが必要になるコースです。
超割コースでは、1回の取引金額で手数料が決まります。5万円までは税込54円、10万円までは税込97円になります。1回の取引金額が増えると、手数料も取引金額にともなって増える仕組みです。
もう1つは「いちにち定額コース」です。いちにち定額コースは1日の約定金額の合計額で手数料が決まるコースです。
たとえば、1日3回取引をして、それぞれの金額が1万円だったら合計3万円ですので、手数料は0円になります。3万円を5回取引したら、合計15万円ですので、手数料は税込206円になります。
超割コースで、1日の裡に3万円を5回取引すると、税込54円が5回ですから、270円の手数料になります。対していちにち定額コースでは、合計20万円までは税込206円ですから、50円以上の手数料がお得になる計算です。
取引の頻度に合わせて手数料コースを選ぶことでお得に取引をすることが可能です。
メリット6 時間外でもPTS取引ができる
楽天証券のメリットの1つに、時間外取引ができるというメリットがあります。
株の売買は基本的に証券取引所が開いている時間しかできません。注文自体はで証券取引所の時間外にも出すことができるのですが、翌営業日分に回されてしまいます。
証券取引所が開いている時間は意外に短く、仕事や家事の都合で株取引がなかなかできないという人は、翌営業日を見すえて取引をすることになってしまい、なかなかその日のうちに取引完了とはいきません。
しかし、証券会社の中には、PTSという時間外取引システムに対応している会社があります。楽天証券もその1つです。時間外取引(PTS取引)が可能な証券会社では、時間外に注文を成立させることもできます。より株取引の幅が広がります。
楽天証券のデメリットとは?最大のデメリットは2つ
手数料や楽天グループでのポイントなど、楽天証券にはメリットがたくさんです。特に楽天銀行や楽天カードを使っている人は、楽天証券をセットで使うことによってさらなるメリットを引き出すことができます。つまり、楽天証券は「楽天グループにサービスをまとめると特にお得に使える証券会社」なのです。
しかし、楽天証券にもデメリットがあります。証券会社選びでは、メリットだけでなくデメリットにも注目し、最終的に「自分に合いそうかどうか」を判断することが重要になります。デメリットもしっかり知っておきましょう。
楽天証券は取引画面が使い難いというデメリットがあります。口コミでもよく指摘されているポイントです。人によっては楽天証券の投資用のツールが使い難く苦手だという人もいるようです。
特に初心者は、株の売買をポンポン進めることはできず、ゆっくりと確認しながら取引を進めることが多いのではないでしょうか。この場合に取引ツールが使い難いと、取引を億劫に感じてしまう可能性があります。
楽天証券は取引のデモ画面を確認することができます。先にデモ画面を確認して、自分にとって相性が良さそうかを確認することも大切なことです。
クリックすべきボタンが右にあるのか左にあるのかといったちょっとした配置の違いや、チャートの色などの微々たる違いでも「使い難さ」が出てくることがあるので、実際に自分が取引の時に使うことを念頭に、厳しい目で見ることが大切です。
細かいことは苦手!という人にとってもデメリット
楽天証券は楽天グループやポイントとの提携がありますが、提携の条件を満たすことや設定が必要など、細かい事柄が多いというデメリットがあります。
無条件でメリットを受けられるわけではなく、設定することや条件を満たすことが必要なのです。人によっては「面倒くさい」「他サービスの申込や設定が必要なら、管理がその分だけ大変になる」と感じることがあります。
証券会社は株の売買をする上で最も身近なパートナーになります。
「パートナー選びは慎重に!」ですね。良いおつき合いができそうな証券会社を選びましょう。