株の基本情報を調べたい!株の個別銘柄について調べる方法

日本ではどのくらいの株に投資できるかご存知ですか?

単純計算で、約4,000もの種類の株に投資できるといわれています。これだけ種類があると「どの株にどんな特徴があるの?」「株価はどうなの?」「どんな業種にどんな株があるのかすぐに確認する方法はないの?」と思ってしまいます。闇雲に投資することが目的なのではなく、自分が見出した「これだ!」という株に投資してこそ意味があるというものですよね。

ご安心ください。株の基礎的な情報は簡単に集めることができるのです。前回、四季報の簡単な斜め読みの方法について解説しました。株の基礎情報を集めるだけなら、3種類の情報媒体を心得ておけばOKです。

株の情報収集の基本は「新聞」「証券会社」「ホームページ」

株の基礎的な情報収集に役立つ媒体として「新聞」があります。新聞は、家で購読している新聞で問題ありません。新聞をぺらぺら捲っていくと、株価の一覧が掲載されているページがあります。主要銘柄(東京証券取引所の銘柄)の場合、毎日の朝刊に前日の終値(前日最後の株価)が掲載されています。新聞を購読していれば、朝一で気になる株の基礎情報の1つである株価をチェックできてしまうというわけです。

ただし、新聞の紙面には限りがあるため、株価だけを掲載することはできません。そこで注目したいのは、日本経済新聞(日経新聞)です。

日経新聞の株式欄はかなり充実しています。業種や市場ごとに株価をチェックでき、さらに株価は前日の株価と比較できるようになっています。金融関係や投資をしている人が日経新聞を愛読していることには理由があるのです。

証券会社のホームページも、株の情報収集に役立ちます。たとえば、SBI証券のホームページ。ページを確認すると、日経平均や株のランキングなど、さまざまな情報を確認することができます。口座開設をした証券会社のホームページでも、このように株の基本的な情報を逐次チェックできるわけです。

Yahoo!ファイナンスもリアルタイムに株価のチェックができるサイトです。株の値上がり率や値下がり率などで株をチェックすることもできるため、証券会社のホームページや日経新聞と合わせてYahoo!ファイナンスを活用している方もたくさんいます。

株の情報をすぐさまチェックできる(自分なりに)見やすい媒体を、1つないしは2つ用意しておくと、気になった時にすぐ調べ、投資時に遅れることなく株の売買ができます。

どこが見やすいか?銘柄コードのチェックもお忘れなく

株の情報をチェックする時は、株の銘柄コードも覚えておきましょう。

株の銘柄コードとは、株1つ1つに与えられたマイナンバーのようなものです。銘柄コードは4桁の数字で構成されており、証券会社のホームページやYahoo!ファイナンスで用いることにより、銘柄ごとの情報を瞬時にチェックできるようになっています。

気になる株。値下がりを待っている株。自分の所持している株。これら3つの株については、すぐに情報を確認できるように、株の名前だけでなく、銘柄コードを控えておくと便利です。

株をスタートしたばかりだと、どの情報媒体を活用したらいいのか迷うこともあるはずです。新聞やホームページの中から使いやすい媒体を選び、必要な情報をすぐに知ることができるように使い方をマスターしておきましょう。